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【内向型でも大丈夫】静かな保育士の強み5選!性格を活かした働き方の工夫も解説

内向型保育士の強みアイキャッチ
  • 元気な同僚と、静かな性格の自分をつい比べてしまう
  • 引っ込み思案な性格は、保育士に向いてないのかな?
  • 内向型の性質を強みにして、保育士の仕事を続けたい

明るく元気な保育士に憧れているけど、自分は内向的で自信が持てない…という人は意外と多いのではないでしょうか。

「声が小さい」「人前に出るのが苦手」など、不得意な部分に焦点を当てるとますます仕事が辛くなってきます。内向的な性格はマイナス要素ではないと気づくことが大切です。

筆者の私は保育士ですが、口下手で、大勢の前に立つのはすごく緊張します。引っ込み思案な性格のせいで「保育士には向いていないのでは?」と長い間悩んできました。

数年前「内向型」「外向型」という性格の分類を知ったことにより、自分が内向型の傾向があることに気づきました。同時に「あ、私はこのままで良いんだ」と納得できたのです。

今は自分の特性を強みに変えて、保育士を続けています。気づけば保育士歴は、今年で14年目です。

この記事では内向型保育士の強みと、静かな性格を活かした働き方の工夫を解説します。この記事を読めば、内向型な性格のままで保育士としての力を発揮できます。

自分の特性を正しく知ると、仕事への向き合い方が改善されます。強みを最大限に活かすには、働く環境を見直してみるのも良いでしょう。

目次

内向型と外向型の違い

ピンクのハートを持つ

人の性質である「外向型」「内向型」は、心理学者カール・ユングが提唱した理論です。2つの性質は連続していて、どちらか一方に完全にかたよっているわけではありません。両方の特性を合わせ持つ両向型の人もいます。

外向型はどんな人?

  • 人と関わることが、元気の源になる
  • 積極的に多くの人と交流したい
  • 新しい経験や環境に馴染みやすい
  • 会話を楽しみながら考える
  • マルチタスクが得意

内向型はどんな人?

  • 一人で過ごす時間が、元気の源になる
  • 少数または1対1で、深い会話をしたい
  • 新しい経験や環境に馴染むまでに時間がかかる
  • じっくり考えてから話す
  • 一つのことに集中することが得意

外向型・内向型はエネルギーの向きによって区分されています。外向型はエネルギーが外に向かい、内向型はエネルギーが内に向かいます。2つの型に優劣はありません。脳の特性や神経伝達物質の働きの違いも関係しています。

内向的な保育士の強み5選

積み木で遊ぶ子どもたち

小さな変化に気づける観察力

内向型の人はよく周りを見ていて、ささいなことに気づくことができます。外部からの刺激に敏感で、少しの情報から多くのことを感じ取れるためです。

内向型の保育士は、普段と違う子どもの泣き方に気づき、子どもが抱える不安や体調不良の可能性を見逃しません。朝夕の保護者の様子からも、保護者や子どもの困りごとを感じ取ります。保育の現場で子どもの少しの変化や違和感に気づけることは、保育士として欠かせない資質です。

  • 外遊び中:遊具の危険な使い方をしていないか
  • おやつや給食:食べ物を口につめこみすぎていないか
  • 午睡中:室温は適切か、うつぶせ寝になっていないか

など全体に目を配ることも得意で、危険を未然に防ぎます。このように内向型の保育士は一人を深く観察する力と、少し離れた視点から全体を見渡す力を備えています。

子どもに寄り添う共感力

相手の気持ちに深く共感できる、内向型の人は多いです。内向型の人は自分が話すより、じっくり聞くことを得意とします。保育園で子どもに安心を与えるのは、保育士の丁寧な傾聴と共感力です。

内向型の保育士は子どもの思いに耳を傾け、気持ちを代弁します。自分の思いを否定されずにまるごと受け止めてもらう体験は、子どもの自己肯定感につながります。まだ言葉が未熟な子どもに対しても、穏やかなまなざしや非言語コミュニケーションは不可欠です。子どもに寄り添う共感力が、子どもとの絆を深めます。

落ち着いた雰囲気がもたらす安心感

元気で明るい保育士が、子どもにとって最適とは限りません。ときには静かで落ち着いた雰囲気が、子どもに安心感を与えます。

集団の中で不安を感じやすい子ども
環境に慣れるのに時間がかかる子ども
刺激に敏感な子ども

元気な保育士についていくことができない、おとなしい子どももいます。大きな声で急かされ続けていると、気持ちが落ち着かずに一日を過ごしてしまいます。

内向的な保育士の穏やかな雰囲気が、子どもには居心地の良い存在になります。

事前準備を怠らない堅実性

内向型の人は、情報を集め計画を立ててから行動に移します。慎重な性格のため、事前準備と心の準備が欠かせません。事前準備が必要な主な保育士業務は、以下のとおりです。

  • 子どもの発達段階に合わせた設定保育
  • 行事の企画、小道具類の制作
  • 月案や保育日誌などの書類
  • 園だよりやお知らせなど保護者向けの配布物

誕生会や生活発表会などの行事の企画では、必要な制作物や人員配置、本番までの練習スケジュールまで見通しを立てた計画作りをします。

保育士業務の大きな割合を占める書類作成においても、事前準備は役立ちます。内向型の人は事務的な作業が苦にならないことが多いです。保育日誌や個人記録では日頃の観察力を活かせます。具体的で詳細な記録が、園内での情報共有や保護者からの信頼につながります。

事前の準備は、職場内の円滑なコミュニケーションにおいても、内向型の保育士自身の心の平安のためにも大切な強みです。

創作活動を楽しむ探求心

内向的な人はエネルギーが内面に向かうので、専門分野を集中して掘り下げることができます。絵画や音楽などの創作活動を得意とする人は多いです。

内向型の保育士は得意分野を活かして、子どもたちの創造性を高める保育をします。入念な準備を行い、子どもが安心して創作に取り組める環境を整えます。

  • 楽器を使った活動
  • 毎月の制作
  • 季節の行事

など枠にとらわれない発想で、子どもたちがワクワクする活動を考え出すことが得意です。

内向型の保育士は、自身も子どもたちも一緒に楽しめる、アイデアの引き出しをたくさん持っています。

内向的な保育士の苦手をカバー|強みを活かす働き方の工夫

ノートに字を書く女性

内向的な保育士は、他人と比べて不得意な部分を気にしやすいです。自分の特性が強みになることを理解して、自信を持って保育をしましょう。

どうしてもうまくいかない時は、職場環境が合っていないことも考えられます。

お助けアイテムで静かに楽しむ

保育園では、クラスをまとめるべき場面が一日のうちに何回もあります。内向的な保育士の中には、頑張って声を張り上げても、子どもたちに声が届かないという人もいるのではないでしょうか。

子どもたちの興味を引き、静かに話を聞いてもらうために、いくつかのお助けアイテムを準備しておくと良いです。

  • 目で見て楽しむアイテム
  • 音を聞いて楽しむアイテム
  • 参加型のアイテム

目で見て楽しい絵本や指人形タンバリンやきれいな音が鳴るベルなどは、子どもたちを惹きつける魔法のアイテムです。

また小さなマイク(手をグーにするだけでもOK)を子どもたちに向けて簡単な質問をしていくのも、子どもたちの注目を集めるのにおすすめです。

アイテムを見れば、大きな声を出さなくても「今は先生のお話を聞く時間だ!」と子どもたちは理解します。また、「このあとどんな楽しいことがあるのかな」と期待を持つようになります。

いくつか試してみて、子どもたちが喜ぶアイテムを見つけてみましょう。

保護者対応や会議ではメモを味方にする

保育園では、保護者対応や会議での発言など、さまざまなコミュ二ケーションの機会があります。

内向型の人は、即座の対応が苦手。考えがまとまらず、言葉がうまく出てこないかもしれません。そんなときはメモを準備しておくことで、伝えたいことをしっかり伝えられます。

本来、内向型の人は深い思考が得意です。伝えるべきことをメモしておけば思考を整理でき、しっかりと伝えられます。上手に話そうと思わなくても大丈夫です。

メモを利用した誠実なコミュニケーションは、保護者との信頼関係を築く基盤となります。

職員会議では、発言の順番が迫ってきたり急に意見を求められたりすると、頭が真っ白になりがちです。どう言おうか考えている間に、話題が先に進んでしまうこともあります。

議題が事前に決まっている場合は、自分なりの意見や質問などをまとめておきましょう。メモを取り入れたコミュニケーションで、内向型の思慮深さを発揮しましょう。

性格が正反対の保育士とタッグを組む

元気で明るくおしゃべり上手…そんな自分と全く違うタイプの保育士とは、関わりづらいかもしれません。しかし、お互いの得意分野でサポートし合えば、最強のタッグが組めます。

あなたが得意なことと相手が得意なことを分担すれば、お互いがストレスなく保育を楽しむことができます。相手の保育士が人前に出ることが好きなら、行事のメイン司会をお願いすればいいのです。

逆に相手の保育士が不得意な部分はひきうけ、精一杯取り組みます。

「他の先生ができることを自分はできない」と、自分を責めるのはやめましょう。できることを適材適所で行えば、自分だけでなく、職場内の保育士みんなが幸せに働けます。

内向型の強みを活かせないときは?環境を整えることも大事

家の形の置物と時計

内向的な性格で、保育士の向き不向きが決まるわけではありません。しかし、毎日仕事がつらいと感じているなら、職場環境が合っていない可能性があります。

施設の形態を選ぶ

保育園の形態によって、仕事内容や子どもとの関わり方が大きく変わります。以下に主な保育施設を紹介します。

保育施設特徴
大規模
こども園
0歳から就学前の子供が対象、行事が多い
小規模
保育園
0~2歳児の保育を行う、定員は6~19人
院内保育所病院の医療従事者の子どもを預かる
企業主導型保育園10~20名程度の少人数

どの保育形態にもメリットデメリットはあります。しかし内向型の保育士には、子ども一人ひとりに寄り添った保育ができる少人数の保育施設が、力を発揮しやすいでしょう。今の職場がしんどい場合は、働く環境を考え直してみましょう。

働き方を選ぶ

保育士には主に、以下の雇用形態が用意されています。

  • 正社員
  • 契約社員
  • パート・アルバイト
  • 派遣社員

保育園での勤務は、比較的時間を調整しやすいです。

勤務形態勤務(例)
シフト制7:30~16:30、
9:00~18:00、
10:00~19:00で交代制
固定勤務・月水金の9:00~13:00
・週5で9:00~17:00
早朝勤務
夕方勤務
・開園7:00~10:00
・16:00~19:00閉園まで
土曜出勤・隔週で交代制
・土曜だけの勤務

働き方を変えることで「得意な業務に携われるようになった」「自信の強みを活かしやすくなった」など、力を発揮できる可能性があります。

保育方針を選ぶ

保育施設によって特徴や保育方針はさまざまです。自分の価値観と園の保育方針が一致していると、より意欲的に保育に取り組むことができます。

  • 早期教育に力を入れる園
  • 運動遊びや音楽活動が盛んな園
  • 自由遊びの中から自主性を育む園

もし保育方針を重視して転職を考えているなら、園とのすり合わせが重要になります。情報収集だけでなく実際に見学に行き、保育園の雰囲気を確かめるのがおすすめです。

まとめ|内向型のままで保育士として強みになる

ピアノを弾く保育士と子どもたち

子どもや保護者にさまざまな性格の人がいるのと同様、保育士の性格も多様なほうが、集団生活の場として自然です。内向型の特性は、保育士としてマイナス要素ではありません。静かな性格でも、保育士として必要とされる要素はたくさんあります。内向型の特性はそのままで、保育士としての強みになるのです。

もしそれでも働くのがしんどいと感じたら、職場環境を見直すタイミングかもしれません。何に辛さを感じているのかを明確にして、改善するための一歩を踏み出してみましょう。

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