- 保育園で働くなら認可保育園を選んだほうがいいの?
- 認可外保育園は、ブラックな環境が多いって本当?
- 自分に合った種類の保育園で働きたい!
保育士として就職や転職を考えたとき、保育施設の種類で悩む人は少なくありません。保育園の種類によって、今後のキャリア形成や働きやすさは変わります。納得のできる職場選びがしたいものです。
この記事では、認可保育園と認可外保育園の違い、メリットデメリットを解説します。さらに、分類された保育園の種類と選び方を、具体的に深掘します。この記事を読めば、自分らしさを発揮して働ける保育園選びが可能です。
保育園は法的な縛りや園の規模といった、さまざまな基準で分類されています。認可保育園を選ぶかどうかは、あなたが大切にしている保育観や希望条件の優先順位と照らし合わせると決めやすいです。
この記事では、保育所・認定こども園・特定地域型保育事業をまとめて「認可保育園」、その他の認可外保育施設を「認可外保育園」と表現しています。

- 40歳で保育士資格を取得し、異業種から保育士に転職
- 【経験した勤務施設】大規模保育園×2、小規模保育園×3
- 【経験した雇用形態】正社員、パート(フルタイム・短時間)、派遣社員
自身の家庭や子育てとのバランスを取りながら、さまざまな働き方を模索してきました。
現在、小規模保育園でパート勤務をしている現役保育士です!
認可保育園と認可外保育園の違い

認可保育園、認可外保育園という言葉は耳にするものの、詳しい違いは分からないという人は多いのではないでしょうか。ここでは認可保育園と認可外保育園の違いを解説します。
保育士としての働きやすさの判断基準にもなります。ぜひ頭の片隅に入れておいてください。
国の設置基準を満たしているか
認可保育園とは「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」に基づいて、国が定めた設置基準をすべて満たしている保育施設です。保育士の配置人数や施設の面積、衛生管理の面で明確な基準が定められています。
一方認可外保育園は、この設置基準を満たしていない園です。認可園の画一的な保育ではなく独自の運営方針を実践するために、あえて認可を受けていない施設もあります。
認可保育園・認可外保育園 比較一覧
| 項目 | 認可保育園 | 認可外保育園 |
|---|---|---|
| 職員配置 (園児:保育士) | ・0歳児 …3:1 ・1.2歳児 …6:1 ・3歳児 …15:1 ・4.5歳児 …25:1 | 認可保育園とおおむね同等 |
| 資格保有率 | 職員全員が保育士資格保有 | 職員の3分の1以上が保育士または看護師の資格保有 |
| 保育室面積 (0・1歳児) | ・ほふく室… 乳児1人につき 3.3㎡以上 ・乳児室… 乳児1人につき1.65㎡以上 | おおむね乳幼児1人あたり1.65㎡以上 |
| 保育室面積 (2歳以上) | 幼児1人につき 1.98㎡以上 | おおむね乳幼児1人あたり1.65㎡以上 |
| 屋外遊戯場 (園庭) | 幼児1人につき 3.3㎡以上 | ・設置義務なし ・付近の公園などで代用可能 |
| 調理室 | ・調理室の設置が必須 ・自園調理または委託 | 調理室の設置が必須 |
「認可外の保育園は保育の質も労働条件もブラックなのでは?」というイメージを持つ人もいますが、誤解といえるでしょう。認可外保育園も、こども家庭庁が定める「認可外保育施設指導監督基準」を満たす義務があります。職員配置基準や施設の面積は、認可保育園とおおむね同等です。
補助金が支給されるか
認可保育園は、給与の水準が一定に保たれやすいです。国や自治体から補助金が支給されるので、経営不振に陥るリスクが少ないためです。
社会保険や退職金制度などの福利厚生が整っており、安定して働き続けられます。
認可外の保育園は、国や自治体からの補助金がありません。(企業主導型保育園や一部の地方単独保育施設などは例外)
園の経営は、保護者からの保育料で成り立っています。認可保育園と比べて給与が低い傾向にあり、賞与や福利厚生が不十分な場合があります。
一方独自のプログラムが人気で、経営が好調な園も多いです。
保育の自由度はあるか
認可保育園は「保育所保育指針」に基づいて、標準的な保育計画が定められています。認可外保育園では国や自治体の基準に縛られることなく、独自の方針で保育を提供できます。
- 特定の教育方法…モンテッソーリ教育・インターナショナルスクール
- 活動プログラム…体操・リトミック
- ライフスタイル…夜間保育・24時間保育
各家庭のニーズに合わせた柔軟な運営ができるのが、認可外保育園の特徴です。
保育士が認可保育園で働くメリット・デメリット

全国の認可外保育施設は約2万か所であるのに対し、認可保育園は2倍の約4万か所あります。(こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ」による)
認可保育園は、保育士が働くのに最も一般的な職場といえるでしょう。ただし認可保育園であっても、メリットとデメリットは存在します。
メリット|安定した待遇やスキルの向上
認可保育園の魅力は、安定した待遇面とスキルアップのしやすさです。
待遇面が安定している
給与水準や福利厚生など安定した待遇が、認可保育園で働く最大のメリットです。国や自治体からの補助金をもとに運営しているためです。例えば社会保険や退職金制度・ボーナス支給などの福利厚生は、手厚い補助金によって支えられています。
また、保育士の家賃負担を軽減するのが、借り上げ社宅制度です。保育士は家賃の全額や一部を負担してもらえるので、実質的な手取り収入が増えます。
国に認可されているからこそ待遇面での恩恵が受けられ、保育士は安心して働けます。
標準的な保育スキルを学べる
認可保育園では、保育士としての基礎やスキルを体系的に学べます。保育のガイドラインとして、国が定めた「保育所保育指針」に沿って保育を進めているからです。
- 保育指導案や月案・週案の作成
- 年齢や発達に応じた保育・食育
- 行事の企画や運営
保育の基礎を固めたい人には、認可保育園は適した環境です。転職やキャリアアップを視野に入れたとき、認可保育園での保育経験は一定の評価を得られるでしょう。
自治体が主催するキャリアアップ研修の受講により、さらにスキルを磨くこともできます。
職員数が確保されやすい
認可保育園では、子どもに対する保育士の人数が極端に少なくなることはありません。配置基準が厳密に決められているためです。さらに補助金を活用して、基準よりプラス1~2人のフリー保育士を配置している園も多いです。
職員が確保されていると、保育にゆとりを持って臨めます。
さらに、有資格者は職員の3分の1で良いとされる認可外保育園に比べ、認可保育園は全職員が有資格者である必要があります。(地域型保育事業での例外あり)
トラブルがあったときでも、資格を持った保育士がすぐに対応できるのは安心です。
デメリット|膨大な業務と前例重視
一方で、認可保育園ならではの負担が存在することも無視できません。
事務作業が多い
認可保育園では、以下のような書類作成が日常的に発生します。
- 日案・週案・月案・年間計画
- 児童票・連絡帳の記録
- 行事の計画書・反省書
- 自治体への各種報告書
保育園では子どもの保育を優先します。勤務時間内に落ち着いて書類作成に取り組むのは難しく、残業や持ち帰っての作業になるケースが多いです。書類の数も多く、常に何かの書類を抱えていることもあります。
ICT化を取り入れ、書類業務の簡略化を進めている園もあります。しかし昔ながらの手書き書類を良しとする園も、まだ多くあります。
行事の規模が大きい
認可保育園では、大規模な行事が年間スケジュールとして組まれていることが多いです。
入園式・保育参観・夏祭り・運動会・生活発表会・遠足・卒園式
加えて毎月のお誕生日会や、焼き芋大会・ハロウィーン・クリスマス会などの季節のイベントもあります。
通常業務と並行しながらの行事準備に、「行事が終わったばかりなのにまた次の行事の準備が始まる」と、疲れを隠せない保育士もいます。
慣習やルールが変わりにくい
独自のルールや慣習が根付いている園では、保育士の個人的な意見が通りにくいケースがあります。特に伝統や歴史のある園では、「前例どおり」を重んじる傾向があります。
「こうしたほうが良さそう」「こんな保育を試してみたい」と自分のやり方を活かしたい人や、変化を好む人は、毎年同じように行われる保育内容に窮屈さを感じるかもしれません。
保育士が認可外保育園で働くメリット・デメリット


認可外保育施設には、企業主導型保育園やベビーホテルなどが含まれます。認可保育園とは異なる働き方の実態を解説します。
メリット|丁寧な関わりと柔軟な保育
認可外の保育園には、認可保育園にはない独自の魅力があります。
一人ひとりの子どもと丁寧に関われる
認可外の保育園は、小規模な施設が多いです。担当する子どもの数が少ないため、手厚い保育ができます。
- 大人数を一斉に動かす保育は苦手
- じっくりと一人ひとりに向き合う保育がしたい
個別のかかわりを大切にしたい保育士にとって、相性の良い職場といえます。
行事の負担が少ない
大規模な行事が少ないのも、認可外保育園の特徴です。院内保育や夜間保育では保護者が行事に参加できないケースが多く、園内で完結する小さなイベントのみの園もあります。
- 準備による残業や持ち帰り仕事が発生しにくい
- 保育に集中できる
といったメリットがあります。行事に力を入れるよりも、日常生活を中心とした穏やかな保育がしたい保育士にも適しています。
特化型の保育方針で働ける
認可外保育園の中には、あえて認可を取っていない保育園もあります。認可を取らなければ「保育所保育指針」に基づく標準的な保育をする必要がありません。専門分野に特化した運営形態や保育方針で運営しています。
保護者のニーズを満たした独自性のあるプログラムや、柔軟な保育形態を掲げている人気園もあります。
専門的なスキルを身につけたい人はモンテッソーリや英語教育、ライフスタイルに合わせて夜間の勤務を希望する人は院内保育やベビーホテルなど、条件に合致する働き方が可能です。
デメリット|経営面の差と環境の制限
自由度が高い反面、施設による労働環境の格差が激しいという側面があります。
経営の安定性に差がある
認可外保育園は国からの補助金がなく、保護者からの保育料が主な収入源です。そのため園児が定員数に満たなければ、園の経営状態が悪化してしまいます。
給与や賞与の水準が安定しない状況だと、保育士は不安を抱えたまま働かざるを得ません。
- 賞与がなくなる
- 園が突然閉所
このような事態が起こる可能性もあります。求人を探す際にはどのような企業や法人が運営しているか、入園児をしっかり確保できているかなど、念入りなチェックが必要です。
保育環境に制限がある
「子どもにゆとりのある環境で過ごしてほしい」と願う保護者や保育士は多いでしょう。しかし、認可外の保育園は、保育室が狭くて活動が限られてしまう場合があります。年齢で区切られておらず、ワンフロアで保育を行う園も少なくありません。
園庭がなく公園まで行くのに、安全面に配慮が必要なケースもあります。
のびのびと活動をさせたいという保育観を持つ保育士にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
スキルアップの機会が少ない
認可外の保育園では、スキルを磨く機会が少ないです。認可保育園で実施されているキャリアアップ研修の制度が、認可外保育園にはないためです。また先輩保育士が少ない環境では、困ったときに相談できる相手が限られます。
職員数が少ない施設では、外部研修への参加が難しいことがあります。「誰かが抜けると保育が回らない」という状況下では、研修のために勤務を抜けにくいでしょう。
園独自の研修システムを導入していたり、専門スキルが身につく施設もあります。転職時の見学の際には、園への確認をおすすめします。
認可保育園か認可外かの2択ではない?|10種類の施設形態と特徴


「認可」「認可外」と大きく分類されますが、保育目的や働き方によって施設形態は多種多様です。10種類の施設形態と特徴を解説します。
認可保育園に含まれる施設の種類と特徴
認可保育園(認可保育所)
国に認可された、一般的な保育園です。法律上の正式名称は「保育所」ですが、日常的に保育園と呼ばれることが多く、どちらも同じと捉えてよいでしょう。
保育を必要とする理由が認められた、0歳から小学校就学前の子どもが対象です。
- 公立保育園:市区町村が運営
- 私立保育園:民間法人などが運営
保護者の保育料は、世帯所得に応じて自治体が決定します。国や自治体から運営資金の補助が出るため、経営が非常に安定しています。
認定こども園
認定こども園は2006年に制度化され、近年は増加傾向にある施設です。0歳から就学前までの子どもを預かります。
幼稚園(教育)と保育園(保育)の両方の機能を併せ持つ施設です。こども家庭庁の区分によりの4タイプがあります。
- 幼保連携型:幼稚園と保育園の機能を統合した施設
- 幼稚園型:幼稚園の教育面をベースに、保育機能を併せ持つ施設
- 保育所型:保育園の生活面をベースに、教育機能を併せ持つ施設
- 地方裁量型:もともと認可外の保育園が、幼稚園的な機能を備えた施設
幼保連携型で働くには、保育教諭として保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を持つ必要があります。
「教育」と「保育」の両方を経験できるため、保育士としてのスキルの幅を広げたい人にはおすすめです。
小規模保育事業(地域型保育事業)
小規模保育事業は都市部の待機児童解消を目的とし、2015年の「子ども・子育て支援新制度」により創設されました。
主に0歳児から2歳児までを対象とし、定員が6人〜19人です。少人数での特徴を活かし、一人ひとりの発達やペースに寄り添った手厚い保育ができます。
地域型保育事業の規定が適用され、以下の分類で運営されています。
| タイプ | 子どもの定員 | 職員の資格 |
|---|---|---|
| A型 | 6~19人 | 全員が保育士 |
| B型 | 6~19人 | 半数以上が保育士 |
| C型 | 6~10人 | 市町村の研修を受けた家庭的保育者が中心 |
指導案や書類の量も比較的コンパクトで、事務負担を抑えながら働きたい人に向いています。職員全員が有資格者のA型を選択すれば、責任が集中せずに働けるでしょう。
3歳以上の子どもは連携する認可保育園や認定こども園へ移行するため、「就学前まで見届けたい」という人は寂しさを感じるかもしれません。
保育ママ(家庭的保育事業)
家庭的保育事業は、一般的な保育施設とは異なります。保育ママと呼ばれる家庭的保育者の自宅や、専用のスペースなどを利用して保育を行います。
主に0歳から2歳までの子どもを対象とし、定員は1人から5人程度です。
子ども3人に対して家庭的保育者1人、補助者を置く場合は子ども5人に対して2人の職員配置が義務付けられています。
手厚い体制で保育ができ、保護者とも密な信頼関係を築けます。
認可外保育園に含まれる施設の種類と特徴
企業主導型保育園
企業が自社の従業員の仕事と子育ての両立を支援する目的で、2016年に創設されました。
内閣府の所管であり、自治体の認可を受けていないため「認可外」に分類されます。しかし一定の基準を満たせば、国から認可保育園と同等の助成金が支給されます。
企業での多様な働き方に応じるため、勤務形態は園によってさまざまです。
- 夜間保育や土日保育が必須
- 土日は完全に休園
- 短時間での利用のみ
保護者にとっては、職場の近くで子どもを預けられる利便性と安心感がメリットです。企業の経営状況によっては、保育事業が縮小・閉所するリスクがあります。
認証保育園(地方単独保育施設)
大都市の待機児童問題などに応えるために創設されている制度です。東京都が独自に基準を定めて認証された施設や、東京都以外でも自治体独自の基準で運営される「地方単独保育施設」が存在します。
都などから補助金が出ますが、認可外保育園の扱いです。
| タイプ | 子どもの定員 | 特徴 |
|---|---|---|
| A型 | 20〜120人 | 駅近に設置される |
| B型 | 6〜29人 | 小規模で家庭的な保育を行う |
駅近で利便性が高く、ビルイン型と呼ばれるビルのフロアに設置された施設が多いです。保護者の多様な働き方に合わせたサービスを提供しています。
院内保育所
院内保育所は、病院や医療機関の施設内やその近接地に設置されています。病院に勤務する医師や看護師など、医療従事者の子どもが対象です。
24時間体制での保育や夜間保育、休日保育など、病院の多様な勤務形態に対応しています。
少人数の施設が多く、きめ細やかな保育が可能です。保護者の勤務先に近いため、緊急の際にもすぐに連携が取れます。
ベビーホテル
ベビーホテルは、以下のいずれか一つ以上に該当する保育施設です。
- 午後8時以降の保育
- 宿泊を伴う保育
- 利用児童の半数以上が一時預かり
一時預かりの子どもが多いため、利用する子どもも保護者も日々変わります。信頼関係を積み上げていくというより、柔軟な対応力が求められます。
また長い開所時間内で責任を持って子どもを見守れるよう、徹底した安全管理が必要です。
ベビーシッター(居宅訪問型保育事業)
家庭に直接訪問して子どもと1対1(または兄弟などの少人数)の保育を行う事業がベビーシッターです。
民間のベビーシッターサービスは、認可外保育として扱われます。家庭ごとの個別の事情やニーズにきめ細かく対応できるのが特徴です。
普段生活している場で過ごせるため、子どもにとって負担が少ないです。
資格がなくても働くことは可能ですが、1人で子どもの安全を守る責任が伴います。保育に関する専門的な知識や経験、保護者との密なコミュニケーション能力が求められる仕事です。
一般的な認可外保育園(無認可保育園)
ここまで紹介した園以外にも、認可外保育園はあります。独自の保育方針を貫くために、あえて認可を受けていないケースが多いです。
保護者のニーズに応えるべく、特定の教育法やプログラムを掲げ、保育方針も多様化しています。
保育士が働く条件|保育園選びのコツ


理想の園を見つけるために、自分が希望する条件の優先順位を決めましょう。職場選びで「ここだけは外せない」という条件を見極める必要があります。
就業環境で選ぶ
就業環境は、毎日の生活の豊かさにも結びつきます。自分がどんな条件を重視するかを確認してみましょう。
| 重視する条件 | 向いている施設形態 |
|---|---|
| 給与水準・ 福利厚生 | 認可保育園・公立保育園 |
| ワークライフバランス | 小規模保育園・企業主導型保育園 |
| 駅近・利便性 | 認証保育園・ビルイン型の認可外保育園 |
「家賃補助が欲しい」「残業は月5時間以内」「土日は確実に休みたい」など、希望条件を具体化すると、比較しやすくなります。
すべてを満たす園を見つけるのは難しいです。しかし「ここだけは絶対に外せない」という項目を先に決めておけば、迷いは減ります。
保育観で選ぶ
教育・カリキュラム重視なら、認定こども園や大規模認可保育園が向いています。
大規模園では運動や音楽など、各園が工夫してカリキュラムを組んでいます。
ダイナミックな集団活動を大切にしたい人や、行事の企画・運営にやりがいを感じる人にも適した環境です。
自由保育・見守り重視なら、認可外保育園や地域保育事業がおすすめです。
子どもの自主性を尊重する認可外保育園では、独自の教育方針や自由な保育をモットーとする園があります。家庭的な雰囲気を好む場合、地域型保育事業が適しています。
一人ひとりと密に関わる保育を大切にしたい方向けです。
求めるスキルで選ぶ
スキルをさらに高めたい、または基礎から学びなおしたいと考えるなら、大規模な認可保育園がよいでしょう。
教育体制が整っており、標準的な保育の型を学べる環境です。
人材育成に力を入れている大規模園を選べば、将来のキャリアの土台になります。
専門性を追求したいなら、特定の教育法を掲げる認可外保育園が向いています。
モンテッソーリやレッジョ・エミリア教育など、一つの分野に特化した保育が可能です。
専門的な経験を積み、スペシャリストを目指したいという人に適しています。
今のスキルで穏やかに働きたいなら、小規模保育園や事業所内保育所が最適です。
大がかりなイベントの企画・運営など派手なスキルは求められませんが、その分、日常保育の質が重視されます。
今のスキルを活かしながら「できることを丁寧にやりたい」人向けです。
まとめ|保育園の種類を見極め、理想の働き方を手に入れよう


認可保育園か認可外保育園か、または施設の種類によって、保育士の働き方は大きく異なります。
例えば「安定した待遇とキャリアを積みたい」なら認可保育園、「少人数でじっくり関わりたい」なら小規模保育園や認可外施設が向いています。自分の優先順位に沿った環境選びが重要です。
転職を考えたときには譲れない条件を整理し、できれば実際に職場見学で現場の空気を確認してみましょう。
「今の園でいいのかな」と感じたときが、働き方を見直すきっかけです。自分らしさを発揮できる保育園選びの一助となれば幸いです。

